肺カルチノイドという病気とのこと。
名前を聞いてもピンとこないひともいるかもしれないけど、
商品の値切りテクニックや節約術、底値カレンダーなどを披露していた
人、といえば思い当たる人も多いかと思う。
自分の死を覚悟し、万端準備での逝去だったらしい。
生前に自ら斎場を手配して、遺影や祭壇に飾る花も、墓の準備も怠りなかった。
参列者に向けた会葬礼状には、ユーモアを交えた文章を用意。
「人生における早期リタイヤ制度を利用させていただいた」
病魔と闘いながらも人生のエンディングに向け、完璧に近い「終活」を進めていた。
スゴイ人だと思う。
果たして自分だったらどうするだろう。